寝取られ作品の地雷設定と、事前に避ける方法
寝取られは、刺さる人には深く刺さり、合わない人には強い不快感だけを残すジャンルです。その差を生む設定には、いくつかの型があります。
寝取られ 作品で「失敗した」と感じるとき、原因は出来の悪さではなく、自分の許容範囲を越える設定だったということがよくあります。
ここでは、後味が悪くなりやすい設定を五つに分けて整理します。どれも作品として成立しうるものですが、合わない人が多い型です。
地雷1:奪われる側が最後まで何も知らない
奪われる側が一度も気づかないまま終わる作品は、寝取られの中でも好みが大きく分かれます。
気づかないことで成立する背徳感はあります。ただ、気づく瞬間の緊張を期待していた人にとっては、山場が来ないまま終わったように感じられます。
あらすじで、奪われる側の視点の場面が予告されているかを確認してください。予告がなければ、この型の可能性があります。
地雷2:奪う側に人物像がない
奪う側が、ただ強引なだけの人物として描かれている作品です。
奪う側に魅力や理由がないと、「なぜ心が移るのか」に説得力が生まれません。結果として、心の動きではなく状況だけが進み、関係の変化を追う楽しみが薄れます。
サンプルで、奪う側が会話をしている場面があるかを見るのが近道です。会話がなく、行動だけで描かれている場合は注意が必要です。
地雷3:同意の描き方が曖昧
関係が深まる過程で、本人の意思がどこにあるのかが曖昧な作品は、背徳感より不快感が勝ちやすくなります。
当書斎で扱うのは、成人どうしのフィクションとして演出された作品だけです。そのうえで、選ぶ段階では、心が揺れる過程が描かれているかを重視しています。揺れる過程があるからこそ、裏切りに重さが生まれるからです。
地雷4:結末が唐突に反転する
終盤で、それまでの積み上げを無視して関係が元に戻る、あるいは急に別の展開へ飛ぶ作品です。
崩れていく過程を丁寧に追ってきた人ほど、唐突な反転には置き去りにされた感覚が残ります。シリーズ作品の場合は、前作の結末の傾向が参考になります。
地雷5:設定がタイトルだけで終わる
タイトルでは「親友の彼女」や「上司の妻」をうたっているのに、本編では関係性がほとんど描かれない作品です。
設定で選んだ人にとって、これは純粋な欠点です。好みの問題ではありません。
親友の彼女 もののように、関係性そのものが主題の設定ほど、この差がはっきり出ます。あらすじに人物の関係が具体的に書かれているかを確かめてください。
好みの違いと、純粋な欠点を分ける
ここまでの五つは、性質が二つに分かれます。
- 好みが分かれるもの:地雷1、地雷4。合う人には刺さる
- 純粋な欠点に近いもの:地雷2、地雷3、地雷5。設定の魅力を自分で削っている
前者は、自分の好みを知っていれば避けられます。後者は、あらすじとサンプルを少し丁寧に見るだけで、たいてい見抜けます。
選び方の全体像は NTR作品の選び方|失敗しない3つの基準 にまとめています。あわせて読むと、外す確率はさらに下がるはずです。